企画展

2012年

平成24年度 新渡戸塾

全体テーマ『未来遺産十和田と新渡戸稲造生誕150年』
<新渡戸稲造生誕150年記念 新渡戸塾講演会>

主催:新渡戸記念館・十和田市教育委員会 
協力:Kyosokyodo(共創郷土)

新渡戸稲造生誕150年の節目の年にあたる本年、2回に亘って行う記念講演会では、新渡戸稲造研究と地域づくりの各分野の一流講師を招き開催します。この機会に改めて「武士道」をはじめとする新渡戸稲造の教えを改めて学び、稲造の活躍の原点である父祖の開拓精神、人と自然が共に創ってきた十和田市の伝統をどのように活かし、100年後の未来の十和田市をどう切り開いていくか考え、日々の実践につなげることを目標とします。

【新渡戸塾 第1講座】 記念講演会① 
未来を創る開拓精神・未来に遺す共創都市十和田

講 師:国際基督教大学名誉教授 石川光男先生
日 時:9月16日(日)18:00~19:30
場 所:十和田市民文化センター AV総合スタジオ  >>講演会詳細はこちら

【新渡戸塾 第2講座】 記念講演会② 
今改めて学びたい新渡戸稲造のおしえ
『光は東北から~日本復興のさきがけ~』

講 師:大阪市立大学名誉教授 佐藤全弘先生
日 時:10月28日(日)18:00~19:30
場 所:十和田市民文化センター 視聴覚ホール >>講演会詳細はこちら
※一般を対象に開催(十和田市民を中心に)
※参加無料

★「新渡戸塾」に関するお問い合わせ:新渡戸記念館 TEL&FAX 0176-23-4430 nitobemm@nitobe.jp
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平成24年度新渡戸塾 こどもコース・ 寺子屋稲生塾

<展示>
「寺子屋稲生塾・とわだ時空調査隊壁新聞」 巡回展

新渡戸塾こども講座「寺子屋稲生塾」第4回プログラム 「とわだ時空調査隊-まちの魅力を伝えよう!-」で塾生がまちを探検してまとめた壁新聞を十和田市内各所に巡回展示します。

展示の様子

<巡回日程>
①平成24年 8月7日(火)~9月2日(日) 
[場所 :新渡戸記念館/市民無料]
②平成24年9月5日(水)~11月30日(金)
[場所 :青森銀行十和田支店ロビー/見学無料]

☆新たに展示場所が追加となった場合は、記念館ホームページならびに十和田市広報などでお知らせします

稲生塾生のまち探検&壁新聞作りのようす>>

展示会場として協力いただいた青森銀行十和田支店
下山支店長さんから稲生塾生へメッセージをいただきました!

【 青森銀行十和田支店 下山明彦支店長から】

 皆さんは、寺子屋稲生塾に参加し、国際人新渡戸稲造の武士道精神について学び、「武士道」で考えることを体験しました。また、大行灯やキャンドルづくりに挑戦し、「ドンきみ」や「手焼きせんべい」などのむかしのおやつ作りや、「竹馬」「ずぐりまわし」などのむかしの遊びも体験しました。そして、とわだ時空調査隊として、実際に歩き、ふれあい、まちの方々からいろいろなお話を聞き、取材し、ビデオ撮影やインタビューをして、まちの宝をみつけました。みんなで考え、協力して一生懸命に壁新聞を作りあげた経験は、将来きっと皆さんの大きな宝になるはずです。
 この活動で体験した感動を心にきざみ、この経験を生かして、自分たちが暮らす十和田市のまちの宝をいろいろな視点から探してみましょう。きっとたくさんの宝が見つかるはずです。
 最後にもうひとつ宝を見つけてください。モノではなく、磨けば磨くほど輝く自分という人材の宝を。

★「新渡戸塾」に関するお問い合わせ:新渡戸記念館 TEL&FAX 0176-23-4430 nitobemm@nitobe.jp
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寺子屋稲生塾チラシ>>

太素塚・年中行事

稲生川灯ろう流し

日時:平成24年8月16日(木) 集合18:15 出発18:30
灯ろう行列集合場所: 太素塚(新渡戸記念館敷地)
※19:00から稲生川で灯ろう流しを行います
共催:太素顕彰会・十和田商工会議所・(社)十和田市観光協会
後援:十和田市

★お問い合わせ: 太素顕彰会 (十和田商工会議所内/TEL 0176-24-1111)

心配された雨にもあたらず、それぞれの思いをこめた灯ろうが稲生川の水面を静かに流れていきました。来年もご参加下さい。
稲生川灯ろう流しはお盆の行事としてだけでなく、 稲生川の恵みへの感謝と、開拓の歴史を伝えようという思いで開催されています。

平成24年度新渡戸塾 こどもコース・寺子屋稲生塾

<交流>
プログラムその4★とわだ時空調査隊-まちの魅力を伝えよう!-

稲生塾生17名と大人15名で稲生町を探検し、 壁新聞にまとめました。 ご参加 ありがとうございました!!
力作の3枚の壁新聞とビデオ1作品ができあがりました!

☆ 「寺子屋稲生塾・とわだ時空調査隊」壁新聞は、完成後8月7日(火)から記念館や稲生町各所で展示します
(巡回展示の場所や会期など詳細はホームページや市の広報でお知らせします)

講 師:稲生町歴史レクチャー講師=平野郁太郎さん
     まち探検サポート=冷水キヌさん、 Kyosokyodo(澤口騏三夫さん、櫻田卓也さん、蘆野潤子さん、三浦直子さん、 新渡戸富恵さん)
     ビデオ撮影編集指導=佐藤淳さん、村井克明さん

内 容:三本木原開拓でできた十和田市の中心街・稲生町。歩いてみると意外な発見がいっぱい!まちの宝を探して、こどもたちが稲生町を探検します。見つけた宝は壁新聞にまとめ、まちなかに展示します。また、ビデオ作品にもまとめ、YouTubで世界に発信します。

日 時:平成24年8月4日(土)9:00~16:00 お弁当持参 8月5日(日)9:00~12:00

集 合:十和田市中央公民館

寺子屋稲生塾生の壁新聞に「東奥日報」「デーリー東北」の地元新聞記者の方から講評いただきました!

【各壁新聞への講評】

★東奥日報社十和田支局・藤田慎慈 記者から ★  今では珍しい竹材店を取材できたのは貴重な経験です。竹細工は管理や手入れが良いと約30年ももつとはすごいですね。竹細工の魅力を紹介する一方で、難しい物を作る店が後継者不足に悩んでいるというご主人の悩みも伝え、失われつつある伝統について読者に考えさせます。お客さんを笑顔にしたいというカメラ店のご主人の素敵なこだわりを聞けたのも良かったです。

★ デーリー東北十和田総局・岩淵修平 記者から★  字の大きさもそろっていて、きれいで読みや すい紙面です。さまざまな情報が盛り込んであり、丁寧な取材が行われたことがうかがえます。記事もテーマごとにサブ タイトルをつけて色分けするなど、読者目線に立って編集していて感心しました。また、各分野の職人にとって共通の課題といえる後継者問題や、「こだわりは客の笑顔」という店主の思いが凝縮された言葉も取り上げ、読み応えある内容になりました。

★東奥日報十和田支局・藤田慎慈 記者から★  大正時代から続くお菓子屋さんが、古い木型を今でも宝物として大事に使っていることに触れたことで、ご主人さんが先代から伝統の味をしっかりと受け継いできたことがわかります。渋民という名字が石川啄木の故郷の岩手県渋民村が由来で、全国でも7人ぐらいしかいないことは、なかなか興味深い情報。この新聞を読んだ大人の人たちもフムフムと感心するでしょう。

★ デーリー東北十和田総局・岩淵修平 記者から★ 大正12年創業の老舗菓子店に焦点を絞り、さまざまな角度から取材しています。写真付きで大きく扱った「宝物」の写真は、店の歴史を感じさせます。木型が今でも現役とはびっくり。 商品のパッケージと昔の稲生川の写真を並べたのはナイスアイデアで、ついつい見比べてしまいます。よくぞ当時の写真を入手したと思います。商品名の由来も、十和田市の昔の様子を伝える興味深いエピソードです。

★東奥日報十和田支局・藤田慎慈 記者から★  おっ!と思わせるインパクトのある新聞に仕上がりました。写真をうまく配置し、説明のコメント文も気が利いています。イラストや四コマまんがもあり、隅々まで楽しく読ませてくれます。手作りの技術を伝えたいというはんこ屋さん、修理してありがとうと言ってもらえる時がうれしいという自転車屋さん、届けたいそれぞれの思いが見出しや本文からよく伝わってきます。

★ デーリー東北十和田総局・岩淵修平 記者から★ イラストや写真を効果的に使い、思わず目を 引くポップな紙面に仕上がりました。はんこを実際に捺印し、書体の違いや用途を分かりやすく示したのは、読者にとってとても親切です。 はんこ作りは機械化が進んでも、仕上げはやはり手作業というところに職人のこだわりを感じますね。記念撮影に収まる店主の笑顔がいずれも印象的で、和やかな雰囲気で取材が進んだたことも紙面から伝わってきます。

【活動全体への講評】

★東奥日報十和田支局・藤田慎慈 記者から★ 
 とわだ時空調査隊の活動は、子どもたちにとって、地域の魅力を発見する貴重な機会です。街の歴史とともに歩んできた大先輩の話を聞き、感じたことや伝えたいことを壁新聞にまとめることで、地域への愛着や誇りも芽生えることでしょう。街を元気にするにはどうすればいいか、失われつつある伝統を次世代に引き継ぐために何ができるのかを考え、行動するきっかけになることを期待します。

★デーリー東北十和田総局・岩淵修平 記者から★
 記者をしている私も「へえ」と驚くような“ネタ”ばかりで、3紙とも興味深く読みました。 これからの十和田市を担う子どもたちが、地元の歴史に触れる意義は大きく、 今後も興味を持ち続けてくれることを願っています。個性あふれる老舗商店で子どもたちが見つけた「地域の宝」。 画一化が進む地方都市においても、足元を見つめなおすこうした活動にこそ、 まちづくりのヒントが隠されていると実感しました。

8月4日(土)中央公民館で、稲生町出身の平野郁太郎さんよりまちの歴史をお聞きしました。その後、ビデオ撮影の1班と壁新聞作成の3班に分かれて市民ボランティアの方々とともに、それぞれのお店の宝や魅力をインタビューし、翌日(8月5日)調査内容をおよそ2時間半かけて壁新聞とビデオにまとめました。ビデオはその日のうちにYouTubにアップし、全世界に情報発信しました。

平野郁太郎さんによる稲生町の歴史レクチャー
宝探しのための作戦会議
ビデオ撮影班も加わりました
まち探検に出発!
3丁目加藤竹材店さんで
4丁目ぬまおかカメラさんで
5丁目自転車専科ナカムラさんで
6丁目成家印房さんで
8丁目菓子司しぶたみさんで
いよいよ壁新聞にまとめます
作成ビデオをYouTubeにアップ

今回は職人さんのおみせを中心にまわることができました。お店の方々は初代がつかっていた道具を「店の宝」として大切にとってあったり、「未来に伝えたいのは手仕事の技」と語ってくれたり、職人としての仕事のこだわりをお聞きすることができました。

こどもたちは「稲生町の宝の地図」と、それぞれのお店に関係する謎めいた絵や写真の「宝のてがかり」を頼りにお店を回りました。

手がかりの写真の一つ→ 
三本木の歴史を刻むこの道具の正体は!塾生達の壁新聞をご覧下さい 。 
新聞編集を担当した塾生たち
※まち探検には稲生町の5店舗(菓子司しぶたみさま/なりけ印房さま/自転車専科ナカムラさま/ぬまおかカメラさま/加藤竹材店さま)に協力いただきました。お忙しい中、子どもたちのインタビューに、一人一人丁寧にまちの歴史や宝を教えてくださり、誠にありがとうございました。

★「新渡戸塾」に関するお問い合わせ:新渡戸記念館 TEL&FAX 0176-23-4430 nitobemm@nitobe.jp
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巡回展

寺子屋稲生塾成果展

内 容:平成23年度寺子屋稲生塾の活動で子どもたちが制作した作品(書道・絵画・作文など)を中心に活動の成果をまとめて展示します。

展示期間:平成24年6月5日(日) ~8月23日(木) ※終了しました   
会場: 十和田市南公民館

南公民館での展示の様

☆「寺子屋稲生塾成果展」はアートステーショントワダ観光物産館・青森銀行十和田支店ロビ、十和田湖公民館、十和田市民文化センター、十和田市民病院でも開催しました

★「新渡戸塾」に関するお問い合わせ:新渡戸記念館 TEL&FAX 0176-23-4430 nitobemm@nitobe.jp
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平成24年度新渡戸塾  こどもコース・寺子屋稲生塾 

<交流>
プログラムその3★太素の森のお話し会・ちょっぴりこわ~い十和田のミステリー

終了しました!塾生ほか一般参加の方およそ40名にご参加いただきました。 ありがとうございました!

お話し会の様子

講 師:  語り部  こま草の会(小野寺功さん) 
遊び指導 丸井可朗さん
Kyosokyodo(石川原光男さん、澤口騏三夫さん)
おかし協力 丸井精米工場(丸井句美子さん、丸井可朗さん) 、赤城ミチさん、 Kyosokyodo 小笠原正さん

紙芝居作画協力: 福沢健悦さん 
民話脚本協力: Kyosokyodo 澤口騏三夫さん 

内 容:十和田市には、知る人ぞ知る色々なミステリーが・・・三本木原開拓のきつね伝説のほか、市内洞内に伝わる恐ろしい「巨人骨」伝説など、ちょっと怖いお話しで歴史をまなびます。むかしのおやつと遊びも体験してみよう!
日 時:平成24年7月28日(土)9:00~12:00
場 所: 太素祭(新渡戸記念館敷地)
   ☆むかしなつかしい「ドンキミ屋さん」がドカン!という大きな音でドンキミをつくります。
   ☆手焼きせんべいを自分でつくってみよう!
   ☆むかしのあそび「くるみの枝ざいくづくり」「かみでっぽうづくり」「割り箸でっぽう」「ずぐりまわし」「竹馬」「紙ごま」「紙ひこうき大会」など
主催:新渡戸記念館・十和田市教育委員会 協力:博物館による地域づくり団体 Kyosokyodo

「稲生川ときつね」を読む 語り部・小野寺功さん
ドンキミ・ドンコメの思い出を聞きながらおなじみの「ドカン!」を体験
大人気の手焼きせんべい体験
スポンと抜けるクルミの枝細工に 挑戦
昔のこどもになっていろんな手作り遊びをやりました
最後にはみんなで紙ひこうき   記録会!

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平成24年度新渡戸塾 こどもコース・寺子屋稲生

プログラムその2★ 150年前の大行灯をつくろう!―

終了しました!行灯制作には塾生およそ40名とそのほか一般の方にご参加いただき キャンドルナイトには、およそ100名の方にご参加いただきました。ありがとうございました!

講 師:工作屋台村 吉田紀美男 村長
内 容:およそ150年前、三本木原開拓で引かれた稲生川に初めて水が流れた年、開拓の様子や稲生川に水が流れたときの様子を描いた大行灯を飾る祭りをおこなっています。それにちなんで行灯をみんなで作り、感謝の気持ちを込めて太素塚に飾ります。また、ふるさとを未来へつなぐエコロジー活動の一つ「キャンドルナイトin十和田2012」として点とう式をおこないます。

     開催日:平成24年7月7日(土)
     時間: 15:00~21:00 【集合場所 十和田シティホテル駐車場】
     開催場所: 十和田シティホテル駐車場~太素塚 

☆ おうちの人と参加してね!
☆点燈式では太素塚を探検するお楽しみ会もあるよ
☆寺子屋稲生塾出前講座で高清水小学校(平成24年6月20日)の皆さんが制作した行灯も点とうします。

昨年の様子
( 太素塚の池に浮かべられた行灯 )

主催:新渡戸記念館・十和田市教育委員会 協力:博物館による地域づくり団体 Kyosokyodo

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平成24年度新渡戸塾 こどもコース・寺子屋稲生塾 

プログラムその1★ 新渡戸稲造の武士道精神をまなぼう ―開講式―

終了しました!塾生およそ30名と保護者の方にご参加いただきました。
ありがとうございました!

日 時:平成24年6月23日(土)13:00~16:30
場 所:十和田市南公民館
講 師:「こども武士道」著者・高橋和の助氏

内 容:『こども武士道』の著者・高橋和の助氏による楽しく学ぶ武士道講座です。こども武士道オリジナル「友だちづくりカード」を使った楽しい交流からスタートして、「武士道で考える」実践問題演習、「こども武士道実践検定」などを通して、道徳心・公共心・コミュニケーション力を養う小学生向けのワークショップを行います。

主催:新渡戸記念館・十和田市教育委員会 協力:博物館による地域づくり団体 Kyosokyodo

★「新渡戸塾」に関するお問い合わせ:新渡戸記念館 TEL&FAX 0176-23-4430 nitobemm@nitobe.jp
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稲生川上水154年記念 2012年太素祭イベント

-2012太素祭ステージイベント予定表(5月3・4日)はこちら-
春まつり太素祭について(十和田市観光協会サイト)

期間:平成24年5月3日(木)~5日(土)
場所: 太素塚~産馬通り
共催:十和田市観光協会・十和田市・十和田商工会議所・太素顕彰会   

ステージイベントのあった5月3、4日が雨天のためイベントスケジュール通りとはいきませんでしたが、出演者のみなさんはステージを盛り上げようと雨にも負けずがんばっていました。稲造生誕150年の今年、新渡戸常憲館長が、稲生町ゆかりの稲生大権現の後継者となり、上水記念式典において復活奉納を行いました。最終日の5日に太素祭の参拝に訪れたお客様には記念館でのクイズ大会とふるさと見本市の見学で楽しんでいただきました。

今年も稲生川沿いをウォーキング
雨の中でも人気のカラオケ大会
傘を差してステージ見物
3日の前夜祭の様子
中央町内会わ組御神輿の奉納
わ組による”十和田祭り唄”奉納
4日の式典での稲生大権現復活奉納
九年ぶりの復活となりました
何度も練習して当日に臨みました

太素祭イベント

新渡戸稲造生誕150年記念・国際博物館の日記念「太素祭クイズ大会・ ニトちゃん検定」

期間 : 平成24年5月3日(木)~5月5日(土)
場所 : 新渡戸記念館

今回のテーマは新渡戸稲造博士だよ!
稲造博士が生まれてからちょうど150年のこの年に、十和田市の開拓精神や武士道精神を学ぼう!
さあ!君は検定合格できるかな?

参加者275名中128名の方が10点以上を獲得して「ニトちゃん検定」に合格されました。
雨の中ご参加ありがとうございました。
★2012年「ニトちゃん検定」検定合格者発表! 

今年も飛び入り参加でその場で景品がもらえる「ニトちゃんクイズ!」を開催。

シンガーソングライター桜田まことさん、演歌堂ミュージックのムードメーカー中城さつきさんの協力で、雨の中でも白熱したクイズバトルに!

まことさんと傳さんの名コンビ!
太素ウォーク参加者もクイズに挑戦!

新渡戸稲造生誕150年記念・国際博物館の日記念「太素祭クイズ大会 ニトちゃん検定」では、「知力」をためす三本木原開拓など十和田市の歴史や新渡戸稲造についての クイズ問題と「体力」と「時の運」をためす各関門をクリアした参加者には「ニトちゃん検定合格認定証」を進呈するとともに、抽選で賞品をプレゼントします!(参加無料)

★クイズ大会参加用紙はこちら>>  おもて面ダウンロード  うら面ダウンロード

 

☆「ニトちゃん検定合格者」には「ニトちゃん検定合格認定証」を郵送でプレゼント。 
 ☆10ポイント以上を獲得した人は検定合格者として5月5日~6月5日まで館内にお名前を掲示。
 ☆検定合格者から抽選で50名に賞品を郵送でプレゼント。
 ☆5月3日(木)開催「太素ウォーク2012」「史跡めぐり」各参加者には特別バージョン「ニトちゃん検定」あり。
 ☆その場で賞品がもらえる「ニトちゃん○×クイズ!」も期間中ステージで実施しますのでご参加下さい!

<賞 品>「とわっち缶バッチ+とわっちキャップ+十和田 蔦温泉の入浴剤」セット
       新渡戸記念館オリジナルグッズ「新渡戸稲造生誕150年記念オリジナル”太平洋のはし”」  
       「ニトちゃん缶バッチ」
       新渡戸記念館の「歴史ガイドブック」 新渡戸稲造の武士道を楽しく解説した「こども武士道」(講談社)

<クイズ大会開催時間>
   5月3日(木)~4日(金)9:00~19:00
   5月5日(土) 9:00~16:00
     ※5月5日16:00~館内でクイズ回答ならびに「検定合格者」を発表します
     ※5月3日の太素ウォーク&史跡めぐり参加者の方には終了後に結果発表

    

◎太素祭特別開館として太素祭のステージイベントにあわせ夜間開館します
  ◎太素祭期間中は観覧料完全無料!! (十和田市民は常時無料です)

  

※問い合わせ先 十和田市立 新渡戸記念館
  〒034-0031 青森県十和田市東三番町24-1
  TEL&FAX: 0176-23-4430 Email: nitobemm@nitobe.jp

平成24年度 新渡戸塾 第Ⅰ講座 未来遺産十和田と地域づくり

<展示>
未来遺産登録記念・新渡戸稲造生誕150周年記念  「未来遺産十和田 ふるさと見本市」 

展示期間:平成24年5月3日(木)~6月30日(土) 主催:新渡戸記念館  協力:「太素の水」保全と活用連合協議会  企画・構成:Kyosokyodo(共創郷土)

ふるさと見本市は、ふるさと十和田への思いを大切にする市民によびかけ2年前から始まった企画です。太素祭を活動紹介の機会として活用いただき、広く市民の皆様にバラエティー溢れる地域づくりの活動を知っていただく企画展として開催してきました。

今年は、太素の水プロジェクトの未来遺産登録を受けて、「太素の水」保全と活用連合協議会と、市内で地域づくりを行っている団体・個人の皆様の協力で開催しました。未来遺産登録の意義を多くの人に知っていただき、その動きを地域全体に活かしていこうという思い、そして、同じように地域のために努力している人たちと、学び合い、協力し合って、今後地域の未来、そして子どもたちの未来につながるような、より深く広く大きな視点に立った地域づくりの方向性を考えることができればとの思いを込めて開催しています。ご紹介した活動は冊子にまとめ、後に活用していただけるようにしたいと考えております。

【 主な展示内容 】
第1部 太素の水プロジェクト活動団体の紹介
「太素の水」保全と活用連合協議会 
   ①一本木沢ビオトープ協議会
   ②稲生川せせらぎ活動委員会
   ③新渡戸記念館ボランティアKyosokyodo(共創郷土)
第2部 地域のために頑張っている団体の紹介

【 協力者一覧
団体協力(順不同・敬称略) セーフコミュニティとわだをすすめる会/(特)十和田NPO子どもセンター・ハピたの/さわらびボランティアの会/「アルタ・ノヴァ」の会/国際ソロプチミスト十和田/道の駅とわだ・とわだぴあ/十和田ふるさとガイドネットワーク/十和田湖自然ガイドクラブ/十和田湖・奥入瀬観光ボランティアの会/十和田ボランティアガイドの会/十和田国際交流協会/晴山獅子舞保存会/十和田乗馬倶楽部/十和田バラ焼きゼミナール/AOMORI+DESIGNPROJECT(あおもりプラスデザインプロジェクト)/十和田観光電鉄㈱/十和田市文化財保護協会/南部裂織保存会/十和田むらさき保存研究会/十和田市きみがらスリッパ生産組合/㈱パワフルジャパン十和田/フォレスト奥入瀬/ ばおり製作後継者育成活動
個人協力 (順不同) 沢口騏三夫氏/小笠原カオル氏/竹ケ原トミ氏/赤城ミチ氏/中沢きん子氏  ほか関係各位

※ご紹介した以外にも市内で地域づくりに尽力されている団体や組織があると存じますが、時間的な制限や、こちらの認識不足でお声がけが できなかったところもあったと思いますので、展示期間中いつでも結構ですので、お知らせいただければ幸いです。

★「新渡戸塾」に関するお問い合わせ:新渡戸記念館 TEL&FAX 0176-23-4430 nitobemm@nitobe.jp

平成23年度新渡戸塾 第3講座 未来に受け継ぐ地域資源としての博物館<展示>

収蔵資料展2012
会期:平成24年4月14日(土)~4月30日(月)※会期が変更になりました
場所:新渡戸記念館

平成23年度に加わった新収蔵資料や、新規軸装資料、新渡戸稲造旧蔵書約8000冊を含む所蔵資料の目録整理で発見した資料などを初公開しました。

新規軸装資料「下田村百石村之内三川目谷地並深谷地平鶉久保平蒼前尻平分間絵図面」
慶応2年(1866)第二次上水計画
新規軸装資料 「新訂坤輿略全図」
嘉永5年(1853)新発田収蔵 作
※新渡戸十次郎の蔵書印あり
4月14日には学芸員による展示解説会を行いました。

【新収蔵資料紹介】 新渡戸稲造直筆の掛軸
「 咲かざれば 桜を人の折らましや
         さくらの仇は 桜なりけり」

新渡戸稲造 著『自警』第八章“世に蔓(はび)こる者は憎まる“ より
「・・・何事もせねば非難も憎悪も免れるのである。僕の知人にして、今は故人となったが、生前大いに藩政に尽くした人があった。終に怨を買うて蟄(ちっ)居(きょ※)
の間に死んだが、自分の経験を一冊の書に綴りて桜花物語と題して子孫に遺したが、その人は常に左の古歌を愛吟した。 『咲かざれば 桜を人の折らまじを 桜の仇は さくらなりけり』
実にこの歌の通り大小となく仕事をするものは必ず何人かに怨を受けるものである。所謂(いわゆる)人から邪魔に思はれるものである。」
 
※蟄居=武士に科した刑罰の一。自宅や一定の場所に閉じ込めて謹慎させたもの

ここで稲造が「知人の話」としている“知人”とは、稲造の父・十次郎のことです。新渡戸十次郎は三本木原開拓を大規模な総合開拓に発展させ、近代的な都市計画により現在の十和田市街地の基礎を築きました。藩主・南部利剛公の信任もあつく、若くして御用人などの要職をつとめましたが、それが災いして讒言(ざんげん)され蟄居閉門のうちに失意のあまり病没しました。(享年48歳) 新渡戸稲造が父・十次郎愛吟の和歌「咲かざれば~」を揮毫したこの掛け軸は、傳、十次郎を支えて三本木原開拓地の取締役も務めた宮 一族(盛岡市)の子孫の方から譲り受けました。藩のために身を殺して尽くしながらも理解されないまま無念のうちに亡くなった父・十次郎への思いが込められた一点です。

新渡戸稲造生誕150年記念・未来遺産登録記念事業

新渡戸稲造生誕150年記念 「世界への架け橋」展
十和田市太素の水プロジェクト未来遺産登録記念 「未来への架け橋」展

新渡戸稲造博士と万里夫人
(五千円札肖像の基の写真)

主催: 青森県十和田市、新渡戸記念館
協力: 公益社団法人日本ユネスコ協会連盟、太素の水プロジェクト
協賛: 日本空港ビルデング株式会社

会期: 平成24年3月11日(日)~平成24年4月11日(水)
場所: 羽田空港第1旅客ターミナルビル2階出発ロビー 北ウイング、南ウイング(2か所)

>>プレスリリース

東日本大震災から一年。多くの悲しみや苦しみを抱えながらも立ち上がり、前に進みつつある日本。行く手には、まだまだ多大な困難が見え隠れします。
 今後の日本、世界の未来を考えるとき、私たちは、できるだけ多くの知恵と勇気を結集して、日本の根本を築き直す土台を今ここでしっかりとつくりたい ― そんな意志のもと、この度の企画が生まれました。
今後の復興を支える精神的要(かなめ)としての「日本の心」を温故知新の立場から見つめ直し、 新渡戸稲造が世界に広めた『武士道』の心と、不毛の台地を緑に変えた十和田の開拓精神(公」に尽くす志)を100年後の未来に伝えるというテーマで、新渡戸稲造が伝えた「武士道精神(北ウィングに展示)」、「開拓精神(南ウィングに展示)」を、日本各地と航路を結ぶ羽田空港から全国に情報発信すべく、青森県十和田市と新渡戸記念館との共催により展示することとなりました。
 新渡戸稲造生誕150年を迎え、稲造を育てた先祖の開拓の志を受け継ぐ市民による地域づくり活動は、日本ユネスコ未来遺産に登録されました。新渡戸稲造とその祖先が残した日本の心を感じていただければ幸いです。

南ウィング「開拓精神」展示
稲生川工具と米俵を中心に
じっくり見る方が多いようです
北ウィング「武士道精神」展示
新渡戸十次郎着用鎧を中心に
記念写真を撮る方も
展示会場の羽田空港第一ターミナル
沢山の方に見ていただきました
お問い合わせ

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